省資源・省エネ活動

省エネ事務局

当社では、多くのエネルギーを消費して、カーボンブラックを生産しています。
当社は、エネルギー管理工場に指定され、法律に示されている「過去5年間のエネルギーに関わる原単位を年平均1%以上改善」を達成する為に、省エネ事務局を中心に全社一丸となって活動しています。
その活動効果は2016年から2020年の過去5年度間で平均2.8%削減の改善効果をあげています。
また、自然環境保護の為、省資源活動にも取り組んでいます。
具体的な、省資源・省エネ活動は以下のとおりとなっております。

工場機器の省エネルギー化推進

工場内にある回転機器などを効率よく稼動させ、電力・水・熱などのエネルギー削減を行っています。

自家発電設備の運用

カーボンブラック生産と共に発生する副生ガスを利用して、自家発電を行っています。 発電された電力は、当社工場内設備電力として使用され、一部は近隣企業及び電力事業会社を通じて売電しています。

CO2の有効利用

自家発電設備で発電を行った際に発生するCO2量の大気排出量を削減する為に、紙を作る材料として近隣企業に供給しています。

水のリサイクルシステム

カーボンブラック製造工程で使用する水は主に工業用水ですが、工程で使用後その一部と雨水を貯水槽に回収し、リサイクル水として再利用しています。

産業廃棄物のゼロ・エミッション

2008年7月に産業廃棄物のゼロ・エミッション(埋立処分ゼロ)を達成し、現在も継続中です。

紙資源のリサイクル

事務所内で使用した紙資源は、廃棄せずリサイクルを行っています。また紙資源そのものの使用量も電子化などを利用して削減しています。

グリーン物流

当社では、製品物流における環境負荷低減を目的に、トラックから鉄道へと環境負荷の小さい輸送方法へのモーダルシフトを行っています。
これにより、輸送時に発生するCO2等の温室効果ガス削減ができます。環境に優しい物流システムを目指しています。

なおこの事業は、2007年 グリーン物流パートナーシップによる専用私有ホッパーコンテナ鉄道輸送の省エネルギー事業として国の認可を受けており、年間CO2削減量は杉10,000本相当です。