工場から排出される排ガスは、デミスターで有害物を除去し、24時間連続監視をしながら、89.5mの高煙突から排出しています。白く見えるのはデミスターで噴霧した水が蒸発した水蒸気です。
副生ガスは発電設備の圧力変動に対応するため一部燃焼させています。
カーボンブラック製造で発生した副生ガスを使用し、自家発電を行っております。工場で使用する電力全てを賄っており、余剰電力は近隣工場等に売却しております。
カーボンブラック製造で発生したCO2を近隣の工場に供給し、炭酸カルシウムを製造する原材料として使用していただき、CO2排出量削減に貢献しています。
工場の大部分はクローズドシステムとなっており、工業排水と雨水を回収し、再度製造工程で使用することで、水資源の削減と排水量の削減に貢献しています。また、排水時は排水のpH、濁度等を常時監視を行い排水をしています。